2018年7月6日金曜日

遮熱塗装の効果について

 今回は塗装別、屋根の表面温度のサーモグラフィー検査による効果をご紹介したいと思います。



遮断熱機能と、光触媒によるセルフクリーニング機能がある特殊塗装後の屋根の表面温度です。

元々はカバー工法による金属ガルバリウムの屋根でした。金属屋根の真夏の表面温度は
70度から80度に達すると言われています。

7月初め梅雨が急に明けて日中の太陽が照り付ける中での撮影でも表面温度は
36度程度です。






一般的なコロニアル屋根の表面温度は既に50度以上に達しています。




手前の紫の部分が特殊塗装後の屋根です。
奥に黄色く見えるのは隣のコロニアルの屋根です。20度程度の表面温度の差があることが分かります。




他のお家の屋根の表面温度の測定です。
金属屋根ではなくても60度近くに高くなっています。


ここでも奥のお家の屋根は61度に達しています。
手前は特殊塗装を施した金属屋根です。


このお客様は遮熱シリコンの塗装をお選びになりました。
表面温度は43度から44度程度です。
通常のコロニアル屋根の表面温度が60度になることを考えると遮熱塗装だけでも
10度以上の表面温度の差が表れていることが確認できます。





近年遮熱 断熱塗装が主流になりましたが、お客様にお勧めする際、
どれだけその効果や機能を事実として分かっているのか、
単に遮熱、断熱だから良いものですというのは、本当にお客様の立場に立ってお勧めできているとは言えないと思っていました。 
本当に良いものを事実として体験したことをご説明し、お届けできたら
と毎日、そんなことを思いながらお仕事をさせて頂いております。