2018年12月31日月曜日

年内の足場の解体

  先日、29日に年内足場をかけたお客様の工事が完了しました。
年末のこの時期は例年人員の調整に悩まされ、天候その他の事情もあり
解体をしてあげることが出来るかどうかギリギリの所でした。
 各お客様の現場には必ず責任者を配置するという方針で施工をさせて頂いていることから、責任者を配置できない場合には私自身も施工に入らせて頂いております。
 30日年内最後のお客様の工事の施工で、弊社が行う現場での作業は終了となりました。
本年は本当に多くのお客様からお声がけを頂き、工事のご依頼を頂きました。
 今、事務仕事の合間に一年を振り返ると本当に多くのお客様からのご信頼を頂くことで私たちのお仕事が成り立っていることを改めて実感しています。
 また、毎日現場で作業をしてくれている職人さんや各業者様、関係各所の頑張りとご支援があって、お客様に喜んでいただけるお仕事をご提供させて頂けることに、心からの感謝をこの場でお伝えできれば幸甚です。
皆様にとって新しい年が良い一年であります事を心より願っております。

市川市 S様 オプティマス塗装




柏市 Y様 シリコン塗装

お客様に喜んでいただけたときの笑顔を思い浮かべながら
私のお仕事はまだまだ続きます。

2018年12月23日日曜日

塗装の目的について

今回は、塗装の目的について考えてみました。
塗装の目的の一つとして美観を保つということがあります。
確かにそのことも重要な要素の一つです。
ですが、そのこと以上に以上に大変重要な目的があります。
 先日より私も現場で作業をしていますが、お客様のお家を塗りながら
様々な事を考え、思うことがあります。

下塗の工程です



一見ではしっかり塗られています。



よく見ていくと下の写真のように塗料が入っていない部分があります



次の写真はサッシの周りなどの隙間部分の写真です。


こちらもよく見ていくと下塗がしっかりと入っていない部分があります

私たちのお仕事は単純にお客様のお家の見た目を綺麗にするといったことではありません。
塗装は、建物全体を塗膜で包むことでその下地を守り、雨の侵入を防ぎ、クラックが入ることを防ぐ等の役割をしているものです。
 また、近年では遮熱 断熱 光触媒など高機能の塗料もあります。
そうした機能の高い塗料でも下塗がしっかり入っていなければ
その効果を100%発揮させることは出来なくなります。



        これが本来あるべき塗装面です。
この上に中塗り、上塗りと塗り重ねていくことで初めてシリコンや
フッ素 光触媒などの塗料の機能を発揮できるのです。
 また、遮熱、断熱などの性能を100%発揮することが出来るのです。  

私たちのお仕事はただ単に塗ればいい、ただ単にキッチンやユニットバスを取り付ければいいということではなく、お客様の大切な建物を
長期に守るために専門的な見地からしっかりと施工する、あるいは
安心して快適な生活を送っていただくためのご提案や、取り付けをするといったところにあるのだと思います。
 先日よりお客様のお家の塗り替えの現場で私たちのやっている事の
意味や、目的について考えています。
 施工をする側にとって大切な事は、経験や知識、スピード
などといったことだけではありません。
 今自分がやっている事の意味や目的を常に考え、意識しながら
作業をするといったことが、大切な事ではないかと思います。
それが信頼を頂いでお客様のおうちの工事を任されたものの
責任だと思います。
 

2018年12月17日月曜日

洗浄について

今回は塗装前の高圧洗浄について書いてみたいと思います。
 屋根や外壁の塗装を行うにあたって、高圧洗浄をします。
洗浄の目的は経年によって塗装面に付着したコケやカビ、汚れ、劣化した旧塗膜などを除去することにあります。
こうした汚れなどを残したまま塗装をするとどんなに高機能をもった塗料を塗っても
     3年や5年で塗膜の剥離などの問題が起こることになります。 
私たち施工側の責任は信頼してご依頼いただいたお客様の大切なお家をより長く守るためには何をしなければならないかというところにあると思います。
高圧洗浄を行った後の屋根です。
一見綺麗になったように見えます。
細かく見てみると、こうした部分にコケなどが沢山残っています。
綺麗になったように見えても赤い線の部分には実はコケなどの汚れが多く残ってしまっているということになります。
コケやカビ、劣化した旧塗膜などは塗装の密着を損ね、そうした部分から塗膜の剥離などの問題が起こる大きな要因となっています。
なぜ、このような問題が起きるのか?
塗装面に対しての洗浄ガンの角度にあります。
これが洗浄作業を行う際の本来の角度になります。
この角度の違いによってお客様のお家の塗装の耐用年数を伸ばせるか、それとも縮めてしまうのかが分かれてしまうことになるのです。
こちらは高圧洗浄を一度かけた後の屋根です。
この屋根を2度目の洗浄をしていくとこれだけの汚れが出てきました。
高圧洗浄後に屋根に残った汚れはこんなに残っているのです。
このため、特に屋根に関しては必ず2度目の高圧洗浄が必要なのです。

大切なお家の工事を担当するものとして考えなければならないのは、なぜその作業が必要なのか、どうすれば
もっと長くお客様のお家を守れるかを常に考えながら作業を進めることにあると思います。

洗浄作業は一見単純な作業に見えますし、実際気にして町を見ていると塗装面に対する洗浄機の
角度の重要さを意識していない業者が目に入ります。
大したことのないように思えることがお客様のお家の耐用年数を伸ばせるかどうかの重要なことなのです。
私たちは地域のお客様からご愛顧いただき、地域に根差した責任ある会社として、
常に考え、意識し、  より長く残るお仕事。
お客様に本当に喜んでいただけるお仕事をしていきたいと思っております。 

2018年12月10日月曜日

メーカー担当者様との打ち合わせについて

弊社が推奨する塗装の中でも一番機能性の高い塗装について、
私たちは、メーカー担当者様にお客様の現場に来ていただき、
技術に関するアドバイスや、指導などを定期的に実施させて頂いております。
 従来の技術では塗料に光触媒の原料となる酸化チタンを高濃度で
添加することは困難とされていました。
 このため、これまでの光触媒塗料には酸化チタンを低濃度で添加しており、それでも光触媒塗料と言われてきました。
然しながら、酸化チタンによる光触媒機能は十分には発揮されない等の問題点がありました。
こうした問題を独自の技術によって高濃度に塗料に添加させたのが
私たちの推奨するオプティマス塗装になります。
 私たちは、遮熱 断熱機能に 光触媒機能をプラスしたオプティマス塗装においてもその機能を十分に生かすための施工をするため、
こうしたメーカー担当者様との現場での打ち合わせなども随時実施させて頂いております。 
 また各施工に際しては、私自身が様々なデータを取り、更に機能を生かすための工法、下処理、材料の選定条件についてなど研究させて頂いております。
私たちにご依頼いただいたお客様のお家をより長く守るために、何ができるかを、現時点での技術を過信せずに経験と、勉強を欠かさないことが施工側の責任だと考えるからです。
打ち合わせ風景1

打ち合わせ風景2

2018年12月9日日曜日

お見積り後のお仕事

お客様からお見積りのご依頼を頂き、現地調査を細かく実施させて頂いております。
その後、データの解析や報告書類の作成、各数量の計算、仕様書の作成、やっとお見積りが完成しますが、それで終わりにはなりません。
 お客様はお家の塗り替え後のイメージについて小さなカタログなどから想像することが出来にくいと思います。
工事後、何年、何十年と住み続ける大切なお家です。
塗り替え後のカラーについてもお客様の納得のいくカラー、イメージを私たちがしっかりとご提案していくことがご依頼を頂いたお客様への責任だと思っております。
 お客様と一緒に悩みながら、考えながら、お客様の理想の色や、イメージを形にしていくお手伝いができることは、私たちにとっても大きな喜びです。
 昨晩から作り直しと修正を重ねて AM4時から作っていたカラーイメージのベースがやっと完成しました。
         只今 AM8時50分。
少しだけ休憩して、本日もお客様の元へ行ってまいります。

2018年12月6日木曜日

本日のお仕事の終わりに

お客様からお見積りのご依頼を頂き、まずはお客様のお家の状態を細かく現地調査をさせて頂きます。
その際に、もしお家の図面が残っている場合はお写真などでデータを取らせて頂くことがあります。
 実測もしますが、図面が残っている場合は図面から外壁や屋根、
その他の数量などを拾う方が、より正確なお見積りが出来るからです。
細かくしっかりとしたお見積りをお出しすることは、信頼してご依頼いただいたお客様に対する施工側の責任と考えております。
        
今はAM12時45分。
調査時に撮った写真のデータ解析、調査報告書の作成、仕様書、
御見積の作成、塗り替えイメージのベース作成から製本まで、
数日掛かりで作成してきた御見積書が、やっと出来上がりました。 
 お待たせしてしまっているお客様のお気持ちを考えれば、休んでいられません。
でも、ひとつ気持ちが軽くなる一瞬です。

2018年12月4日火曜日

N競馬場 特殊塗装について

今回の施工は12月開催に向けて短期間で施工を完了させなければならない厳しい工事でした。
ある恩師の方の紹介でこの工事を担当させていただく事となり、
2年目になりました。
       「小さなことをコツコツ 丁寧に」
    恩師の方がお会いするたびに口にしている言葉です。
この方とお会いするたびに私たちはお客様の側に立って本当に良い
施工が出来ているか。
お客様の大切なおうちや、建物を守るために良い工事を提案できているかを考えさせられます。
 毎日、毎日が勉強と反省の連続ですが、私たちは地域に根差す
会社として今後もありたいと思っています。
          どうぞ宜しくお願い致します。
施工中
デザイン取りです
タイル目地に塗料が差さりこまないように一つ一つ丁寧に目地を埋めていきます
地味な作業ですが非常に大切な工程です
この後塗装面の目荒しをして材料の調合と硬化時間を考慮して
硬化促進剤を添加しやっと塗装の施工に移ります
プライマー施工後、ベースを調合し塗り込んでいきます
上塗りを塗り重ねてデザイン養生を剥すと完成です
施工後
施工後

開催後に見てきました。
私は自分たちが残したお仕事がどんなものかがいつも気になります。
お客様のお家を担当させて頂いた際、その工事を完了した後も施工者としての
責任が一生続くと考えています。



2018年12月1日土曜日

ガレージ床モルタル左官工事について

現状は左官仕上げ部分が剥がれてしまっています。
松戸市のお客様はガレージ床コンクリートの劣化による剥がれなどを気にされていたので
左官による仕上げを施工させて頂きました。
傷んだ仕上げモルタルを全て撤去します
熟練の左官職人さん達が丁寧に仕上げていきます

最後のしあげです
施工後です

私たちの工事について

お客様から工事のご依頼を頂き、弊社で施工させて頂くにあたって
立地環境や、各施工ヵ所の劣化具合などを細かく診断、調査させて頂いております。
 私たち施工側の責任は、美観を長く保つということ以上に、お客様の大切にされているお家をより長く守るための施工をするというところにもあると考えております。
こうした考えの下で、施工ヵ所が痛んでいる部分や、劣化している箇所などを、そのままにしておくことなく専門的に補修等も行っておりますので、お家の事でしたら安心してお任せいただけたら嬉しいです。
二階軒天ベニヤが剥がれています。

傷んだベニヤをカットしたところです

新しく雨に強い耐水ベニヤを加工し補修しました
木部の傷んだ部分を大工さんがしっかり見立てて補修していきます

破風板は風雨にさらされて腐食したり傷んでいる場合がありますが、そのまま塗装を施しても内部は腐食などで傷んでいるためそうした部分は補修してから塗装をしなければせっかくの工事が無意味になってしまいます。

ベランダで入りの敷居が腐食しています

専用の木材を加工し新しいものに交換しました

ベランダの床は下地の土台木材が経年により腐食しフカフカで危険な状態です

土台木材には真ん中に長く亀裂が出来ています

床材を剥し土台の木材を撤去したところです

以前のものより寸法の大きい木材を新規に加工取付し補修しました
お家の中の床です。
この部分は床がフカフカでお客様も気にされており補修させて頂きました。
以前の床下地には下張りが張られていないことが多くあり、その場合床がフカフカになりいづれは抜けてしまうこともあります。
また1階などでは床下にコンクリートが流されていないお家もあり、そういったお家の床には湿気などが溜まりやすく、下地の木材が腐食していることが多くあります。
木材は腐食をそのままのしておくと痛みがどんどん拡がっていきます。
新規に下地を補強し、問題の解消です。

私たちは塗装やリフォームに先立ちこうした補修なども細かく行わせて頂いておりますのでお客様の方でも気にかかることなどがあればお気軽にご相談ください。