2019年1月31日木曜日

施工後の巡回、点検について




昨日は、昨年弊社で施工させて頂いたお客様の施工後の状態について
巡回、点検で廻らせて頂きました。

一度は他社様での施工をお考えでしたが、2階のお子様のお部屋にこもる真夏の熱気を気にされており、遮断熱機能の高いオプティマス塗装をご提案しました。
お客様ご自身で、様々なデータを収集され、気になる事を熱心にお尋ね頂きました。
私も一つひとつの質問に丁寧にご説明させて頂き最終的に弊社で施工を担当させて頂きました。
シャッター支柱の根元が腐食していたものを補強した部分は点検時もしっかりしていました。
シャッターの巻きこみによる表面の傷が気になりましたが、オプティマスのセルフクリーニング機能もしっかりと生きているようで安心しました。
折に触れてご連絡を頂くお客様のおうちです。
旦那様は80代とご高齢ですが毎日忙しくお出かけになられ、
奥様も明るくお元気な方で、私を子供のように接してくださる御夫妻です。
ご自身の所有物件の塗り替えをご依頼いただいたお客様の賃貸物件です。
お客様からはご旅行に行かれた際のお話を沢山聞かせて頂き
御打合せも楽しい時間でした。
施工前、店舗様の入り口床は本来、通常の塗料では施工しないレンガに塗装されており
剥離が至る所に見られました。
毎日、多くの人が歩行される外部床には、重歩行にも耐えられる特殊な塗料で施工させて頂き、巡回時剥がれなどが無いことに私もホッとしました。
御打合せの時から、私をご信頼下さり全ての事を何も言わずにお任せくださいました。
それだけに責任も重大でしたが、施工や仕上がりにも大変喜んでいただけました。
大変ご苦労をなされたお客様で、そのお人柄には心を打たれるものがありました。
昨年末に施工させていただいたお客様のおうちです。
オプティマス塗装をご依頼いただき、その仕上がりにも大変喜んで下さいました。
お客様の方から年賀状を送って下さり、ご家族様のお気遣いに嬉しく思いました。

私たちにとって工事を担当させていただいたお客様とそのおうちにはそれぞれに思い入れがあり、折に触れて点検やお客様のお話をお聞きしに廻らせて頂いております。
私たちは工事が完了した日から、お客様と、そのおうちとの長いお付き合いが始まると考えております。
工事をして代金を頂くとその後はそのままという業者のお話をよく耳にしますが、
私たちの工事には大きな責任が伴っているということをこれからも決して忘れずにいなければならないと考えております。










2019年1月30日水曜日

おうちの再生について

今回は、築50年のお家の再生について書いてみたいと思います。
お客様からお問い合わせがあり、現地調査でお伺いさせて頂きました。
おうちはお客様のお母様のおうちでした。
 調査時の建物の状態はあらゆる箇所に下地の腐食や損壊部分などがありました。                           お客様はそうした箇所を治すのに、どれだけかかるのかをご不安になり、それでもお母様のために何とかしてあげたいという気持ちが強く
私もお客様のそうした思いに感じるところがありました。
   私は何とかこのお家を再生させてあげたいと思いました。

調査時の状態です
赤い線の部分には雨樋がありましたが、先だっての台風によって壊れてしまっていました。
こうした事故は、自然災害によるものなので申請の仕方によっては補修工事の工事代金を
保険で賄える場合があります。
お客様にはそのことをご説明し、すぐに保険会社へ状況の説明と、
鑑定意見(自然災害鑑定士の資格を持っています)を伝え保険会社の調査も依頼しました。
保険会社にもよりますが、築40年を超えると多くの場合は経年劣化による破損と判断されてしまうことがあります。
ただ、もし保険適用となればその分のお客様の負担を軽減することが出来るので
適用になるかは今回のケースでは難しいかもしれないと、お客様にはご説明したうえで
それでも少しの可能性がある事であれば申請してみましょうとお話し、
申請させて頂きました。

結果は雨樋補修にかかる工事金額のおよそ95%の適用となり
足場代及び雨樋の交換、全体の勾配調整などは保険で賄うことが出来ました。
弊社では破損した雨樋の交換実費のみ頂き、足場代などについてはお客様に収めて頂きました。
その分のお客様のご負担を軽減させることが出来、私も少しホッとしました。
一階ベランダ下の庇は剥落していました。
お客様は費用の負担が大きくなることをご心配されており、
当初、庇ごと撤去して何かで塞ぐだけで良いと仰っていました。
元はこのような状態でした。
お客様は撤去して、塞ぐだけでと仰っていましたが、
おうちにとって、庇は雨仕舞といった大事な役割をしているものなので
大工さんと打ち合わせをして新たに形成するようにしました。
悪い部分を撤去し下地から作ります。
見た目だけではなく、何より下地を大事に施工してくれる
腕と、気持ちのいい大工さんたちです。
元より丈夫な庇が再生されました。
軒についている化粧母屋はこのような状態でした。
化粧母屋の再生後です。
窓の桟などもこのような状態が多くありましたが。


傷んでいる部分を大工さんたちが一か所一ヵ所丁寧に再生してくれています。


ベランダの下などもお客様が危なくないようにと自身の判断で
どんどん補強をしてくれていました。

工事完了後です。
明るく丈夫なおうちが再生されました。


私たちのお仕事は、お客様のお気持ちや、信頼を頂くところから始まります。
 そうしたお気持ちや、信頼には安心と、お客様に喜んでいただく施工をすることでお返しすることが私たち施工側の責務だと思っています。
これからもお客様に喜んでいただけるお仕事を残せる業者として、この地域で長くご愛顧いただけるよう、頑張って参りたいと思っております。















 

2019年1月25日金曜日

コケ カビ 藻 など塗装表面を劣化させる汚れの付着について

今回は塗装表面の劣化を早める汚れがどのように付着するのかについて実験してみました。
こちらは透明のアクリル板にシリコンクリアーを塗ったものに
霧吹きで水を吹きかけたものです。
シリコンやフッ素の塗膜表面に雨がかかるとこの写真のように雨は玉状になります。

こちらは玉状になった水が乾いた後の写真です。
単なる水道水を吹きかけただけの水の乾燥後にこのような汚れが残っています。

雨や、空気中には目には見えない砂ほこりや排気ガスなどが含まれており、
外壁や屋根は常にそうした汚れにさらされています。
雨が降ってその雨水が屋根や外壁にこのように玉状に残ると乾燥後には
上の写真以上の汚れが付着することになります。

カビやコケ、藻などの発生は美観を損なうだけではなく塗膜を劣化させる
大きな要因です。
どのような施工、塗料の選択をすればより長く美観を保ち
塗膜の劣化を低減することが出来るか、そんなことを考え色々な試験を
繰り返しています。
今回は屋根や、外壁の劣化をもたらすコケやカビなどの汚れが塗膜表面にどのように残るのかをご紹介するだけで終わりにします。
次回はその対策についての試験風景を描きたいと思います。
今はAM1時30分
本日のお仕事の最終チェックをして休ませて頂きます。



2019年1月24日木曜日

リフォームローンのご紹介

今回はリフォームローンについてのご紹介をさせて頂きたいと思います。
前回もご紹介したので重複する部分があるかと思いますが、
昨日システムの導入が完了し、お客様ご自身でもリフォームローンの
お申し込みや、シュミレーションが出来るようになりました。
おうちのリフォームや塗り替えなどは工事金額も大きくなるものがあり
1回のお支払いではお客様のご負担も重くなります。
 そうした部分についてもできるだけご負担を軽減できないかと
低金利でのリフォームローンの導入を準備してきました。
 またお客様の中にはこれもしたい、あれもしてみたいとお考えになっても1回で工事金額を負担するにはちょっととお考えになっていたお客様もいらっしゃいました。
そうしたお客様のイメージやご要望を私たちが実現出来たらとの思いもあり、そうしたご提案もできたらと、今回の導入となりました。

お客様ご自身でもシュミレーションやお申し込みは出来ますが
直接お問い合わせいただいてもお手続きさせて頂きますので
お気軽にお問い合わせいただけたらと思います。



2019年1月21日月曜日

お打ち合わせについて

今回はお客様とのお打ち合わせについて書いてみたいと思います。
先日の日曜日に実施した御打合せの風景です。

ご依頼いただいたお客様のお家は写真のように連棟式の住宅です。
今回はこの建物のうち4件のお客様の塗り替えの工事を担当させて頂くこととなりました。
 各お客様とは個別で御打合せをさせて頂いておりましたが。
連棟式の建物の場合、施工するお客様それぞれのご意見やご要望を
お聞きし、意見をすり合わせて決めなければならないことが出てきます。
 連棟式ではあれ、各お客様の大切なおうちです。
それぞれにこうしたい、こんな風にできたらなど、いろんなお考えや
気持ち、ご要望があるはずです。
 そういったことをお客様のご負担にならないように、意見のすり合わせとご要望などをお聞きするにはどうすればよいのか、私なりに考えた結果、現場の前に仮設のテントを設置し各お客様に集まっていただくことにしました。
仮設のテントを急いで注文し設置しました。

工事の流れや施工方法等についてご説明し、各お客様の気になされていることなどをお伺いしました。
 お客様にはなるべく暖かいところでゆっくり色などを決めて頂きたいと思い、周りをシートで囲い、ストーブをつけて御打合せをさせて頂きました。
 PCを持ち込み、お客様のご要望に合わせて、カラーシュミレーションを繰り返しているうちに、少しづつイメージが出来ていくことを
感じ、またお客様それぞれに色んな思いなどがあることを考え、私たちのお仕事はそうした部分をしっかりと把握したうえでお客様のご要望を形にしていくお手伝いをすることが業者としての責任ではないかと改め
考えさせられた、私にとっても非常に勉強させて頂いた有意義で楽しい時間となりました。

2019年1月18日金曜日

タイルの洗浄について


今回は玄関タイルなどの洗浄についてご紹介したいと思います。
玄関などのタイルは経年による劣化で、くすみや黒ずみなどが発生し通常の洗浄や、メンテナンスでは綺麗な状態を保つことができないものです。
お客様から様々な工事のご依頼をいただきお話をしているとそうした部分の汚れや劣化についてご相談されることがよくあります。
 例えばお家の塗り替え工事の場合、屋根や外壁だけが綺麗になっても、そのほかの部分が汚れたままでは、せっかくの工事も台無しです。
私たちの役割は、お客様の気にされている事を専門的な見地からどうすればそれを形にできるかを常に考え、ご提案しトータルで出来ることを実践するということでもあります。
以下は年末に工事をさせていただいたお客様のお家の玄関タイルの洗浄です。


経年による劣化でこのような状態でした。

特殊な洗浄剤を汚れや劣化の度合いにより調合を変えて塗布していきます。この調合を間違えると仕上がりがまだらになってしまうため、これには経験が必要です。

浮き上がってくる汚れを専用のスポンジで力の入れ方を部分部分で変えてこすっていきます。


この作業を何度も繰り返して行くことで少しづつ汚れが落ちていきます。
先ほどの作業を6度繰り返したあとの写真です。






洗浄後はここまで綺麗になりました。
お客様に喜んでいただくために何ができるか、何をしたいかそれを考えることが私たちにとっての楽しみ、喜びでもあります。
お家のことであればどんなことでもご相談いただきたいと思います。

2019年1月11日金曜日

お仕事について

 
私たちにおうちの塗り替え工事をご依頼いただいたお客様には
工事の過程が分かるアルバムをお作りしています。
 お客様は塗り替えなどの工事が始まると、大切なおうちがどのように
綺麗になっていくのかを不安と期待の中で見ているものだと思います。
         私がお客様ならそう思います。
 工事は施工が終わればそれで終了ということではなく、施工業者には
そこから長くお客様と、お客様のお家に対して責任が残ります。
リフォームや塗り替えといった工事は、見えなくなってしまう部分の施工が多く、それだけに手の抜きやすい工事でもあり、そうした工程をしっかり施工するかしないかは業者によって様々です。
 私たちに工事のご依頼を頂いたお客様には、安心して工事の進捗を見て頂きたいのです。
信頼に対しては、責任と安心でお応えしたいと思い、お客様に喜んでいただくためには何ができるかを日夜考え続けています。
    あれもしてあげたい、これもしてあげられたら。
  お客様とお仕事に対する思いは尽きることがありません。
工事アルバムはお客様への安心と共に、思い出として時々開いて見て頂けたらそれも私たちにとっての喜びです。

日中の業務の後、お客様の喜んで下さる笑顔を思い浮かべながらこうしたお仕事をしています。
夜中までお仕事をした後の心休まるひと時です。